眞葛ミュージアムへ

横浜へ行ってきました。

駅の中だったでしょうか、お肉がジュ〜っと焼けるいい香りに誘われて、、

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この色紙、色んな所で見てる気がします(笑)

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美味しいシチューハンバーグをいただきました。トッピングは温泉卵。

デミグラスと卵の黄身が混ざると、、何故こんなに美味いんでしょう。

 

ハンバーグを食べに横浜へ行った訳ではなくて

宮川香山、眞葛ミュージアムへ行ってきました。

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パンフレットがクシャクシャになってしまいましたが、、美しい釉下彩、高浮き彫り。まさに驚愕の世界でした。

明治の時代にここまでの技術を得て色彩をコントロールし、発想力と表現力を持った作品があったなんて、、只々ビックリです。

土日のみの開館ですが、この空気に触れたくなったらまた来たいと思います。

 

この後、美術館で待ち合わせをしてご案内して下さった 伊藤嘉英、早苗 夫妻のご自宅工房へ。

5年近く前にボクの個展に来て下さってiPodに収められたご夫妻の作品写真をパラパラと見せていただいて「凄い!」と思わず叫んでしまったのですが(笑)

有田修行時代の技術をいかした緻密な絵付けと立体的な動物を組み合わせた作品を発表されています。

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昨年の日本橋三越の展覧会時に撮影させていただいた作品ですが

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接着が困難な天草の磁土でここまでの作品が作れるなんて、、脱帽です。

嘉英さんの得意分野、早苗さんの得意分野、ぞれぞれの作品があったり。こっちは嘉英さん、絵付けは早苗さんと担当を分けて一つの作品を作ったり。

喧嘩とかにならないんですか?と聞くと「産地では分業が当たり前ですから抵抗はないんですよ」と。

う〜ん、、北斗星司と南夕子が二人で合体変身するウルトラマンエースのような、、ちょっと違うか。

 

有田の道具屋さんを紹介して下さったり焼成のアイデアを指南して下さったり、いつもお世話になりっぱなしですが、、この日も美味しい手料理とお酒をごちそうになってしまい、恐縮でした。。

陶芸話は尽きる事なく、お二人の優しいお人柄に触れると作品もまた温かい愛情を持って作られてるんだな〜と感じました。