現代作家茶碗特集 のお知らせ

メンバーが増えたり減ったりしながら今年も約３０名の若手作家の出品となるようです。

若手という事で、、１つ何百万円とかいう車が買えそうな値段の茶碗でないところがいいですね。

パラパラっとページをめくると各公募展の受賞者がズラリで、、特に特徴もないボクがかえって浮いてるような気がします。。巨人軍の猛者の中に広島カープの２軍選手が一人紛れ込んだ気分です。

今回は新しい試みで図録の表紙にあるような「コラボレーション茶碗」っていう二人の作家が一つの茶碗を作るって・・珍しい企画の作品もあるようです。

作家によっては殴り合いの喧嘩がはじまりそうな恐ろしい企画ですが、、土が変われば釉薬も焼成温度も変わりますから、本焼成が終わった素地に低温で色を焼き付ける上絵なら実現可能なのかな〜。表紙の作品もそうですよね。

ただ、二人の特徴を知ってる人なら「面白い！」と思うでしょうが、あまり技法的に違和感が無さすぎると見る人は「１人の作家のこういう作品か」とコラボレーションの効果が薄れてしまいそうだし難しそうですね。

ボクの出品作です。

個展の会期前でしたので、、図録には「吹染鬼灯図茶碗」しか載ってませんが、先ほど窯からアツアツを出して（笑）発送しました。合計３点の出品になります。

お近くに寄られる事がございましたら是非ご高覧下さいませ。

会期／平成24年8月15日(水)〜27日(月)

会場／日本橋三越本店6階アートスクエア