金魚の絵付け

塩化金属顔料を吹き付けて素焼きの終わった素地。
今年の伝統工芸展用にここまで準備してたのですが、個展の会期と公募展の搬入日が被ってしまい、、中途半端に間に合わなかった作品です。

 今後の展示のために絵付けを仕上げておきます。

 電動ロクロを回しながら高台にラテックス(陶画糊)をス〜っと塗ります。
これは絵具ではなく乾いたらペロっと剥がせるゴムの皮膜で、絵具を付けたくない場所をマスキングするのに使用しています。
ラテックスは乾くと透明になってしまうので赤インクを数滴入れて着色しています。

ラテックスで一度皮膜を作ったらもう一度筆でラテックスを塗り、高台の径に合わせて丸く切った紙片を接着。
ラテックスは簡易的な接着剤にも使ってます。

 これで高台内のマスキングは終了です。

ここから下描き、更に複雑なマスキングへと進みます。