新しいMac

7月の個展の案内状作品を制作・搬入と忙しい毎日を送っておりました。

その期間中、7年もの間愛用していたiMacがいよいよ壊れてしまい、、心配事を抱えながらの窯焚きとなりました(笑)
搬入を終えたあと、パソコンをいじりながらあれこれ検証してみたところ、壊れたのは液晶部分だけで起動音やマウスの操作音は聞こえていたのでハードディスクは生きてるかな〜と、アップルに問い合わせたところサポートの期間は終わってるし部品も製造されて無いので修理は無理。と悲しい宣告。。

壊れるのはまぁ仕方ないとして、心配なのは大事なデータがどうなってしまうのか。。実は昨年外付けハードディスクが壊れてからバックアップをとっていなかったので、、新しいパソコンを購入しても暗闇の画面を操作してデータを動かすのは超能力者でもない限り無理でしょう?と尋ねると「ハードディスクが正常ならばマック同士をFireWireケーブルで接続後、キーボードのTボタンを押しながら起動すれば壊れたマックから新しいマックへデータを吸い出せますよ」との事。
インターネットは使えないので携帯電話から検索しまくり調べてみたら「ターゲットディスクモード」なるものがあるようで、この方法なら移行元のマックのハードディスクが生きていれば外付けハードディスクのように認識され、液晶が壊れていても新しいマックへデータの移行が出来るようなのです。

夏〜秋に新しいOSが発売されるから購入はその頃と、ちょっと前の日記に書いた気がしますが(笑)住所録やメールのやりとりなど個展前は何かとパソコンを使う事が多いので「え〜い!」と昨日新しいマックを購入しました。数ヶ月後には古くなると分かってて購入するのは何だか悲しい気分ですね。。

あれこれと設定を済ませ、いよいよデータの移行。新しいマックは液晶もやっぱりキレイです。

↓床に置いた古いマック、画面は真っ暗ですが一応電源は入った状態です。。

「データの移行中はパソコンをスリープさせないように」と何かに書いてあった気がしたので、スリープさせないように時々足でマウスを突っついて地味な対策。ネズミと戯れる猫になった気分です。

3時間ほどでデータの移動は完了。

インターネットの接続も考えられないくらい速い!最新のパソコンはここまで凄いのか。。

今回バックアップの重要性を痛感しましたので、、Wi-Fi環境のベースステーションとバックアップ用のハードディスクを兼ねたTime Capsuleなるものも同時に設置。マック付属のバックアップソフトTime Machineとワイアレスに連携して自動的にバックアップしてくれる優れもの、らしいです。

これで一安心。と言いたいところですが、予想通り多くのソフトが新しく導入したOS X Lionに非対応になっていて、写真編集のPhotoshopやweb編集のDreamweaverも起動せずゴミ箱行き(涙)。住所録も新しいソフトを購入しないと復帰は出来ないようであれこれと出費が増えそうです。。