施釉準備

さてさて制作の続き、、
素焼きが終わって冷めてきた400℃近くでガバッ!と蓋を開けて急冷&窯出し。
先日の日記で窯出しまでドキドキと書いておきながら、いつも通りの強引な窯出しになってしまいました。
 ザブザブと水洗いして素地に付いてる粉を洗い流します。スポンジで拭くより速いしキレイになりますよ。
絵付けの作品ならこのまま窯の中に戻して160〜170℃くらいで1〜2時間乾燥させれば、すぐに絵付け・施釉が出来ます。この温度に特に根拠はないのですが、、棚板と濡れた作品の間に敷いてる新聞紙が180〜200℃を超えると近所迷惑になるくらい焦げ臭くなるので、、そんな理由です。
 今回の作品は窯の中で乾燥させる前に下準備がありますのでそのまま作業続行。
素焼き素地全体が湿ってる状態ですが彫りの深い場所にさらに筆で水分をLOVE注入。
 薄く溶いた透明釉を鉢の中心部に注ぎ込みます。
素地が乾いてると彫りの深い場所に釉が入り込む前に気泡が残ってピンホールの原因になる事が多いのです。釉の濃度が濃過ぎても同様ですかね〜。
左手で携帯カメラをパシャっとしながらアタフタ。。
鉢の中の釉をザバっとタライに流しすてたらこんな状態です。
乾燥後、余分な釉を削って彫りの凹み部分に釉が残るようにします。こういうのを釉象嵌っていうのかな〜。
青白磁の作品も同様にこの作業を行っています。
乾燥〜削り〜コンプレッサーによる施釉は明日の日記で